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火災による死者の実態

火災による死者の7割は、寝たきりの人や病気の人、高齢者、乳幼児など行動能力にハンディのある人です。

このことは、火災による死者の発生というものが、単に火災現象の物理的要因のみに左右されるのではなく、火災というアクシデントに遭遇したときの被災者側の対応能力というものにも大きく依存するということです。

また、もうひとつの火災による死者の特徴として、5歳以下の低年齢層がそれ以外の若年層に比べ2倍~3倍の割合であることです。これは、高年齢層とも共通していえることですが、火災に遭遇したときにおける行動力、判断力がその他の年齢層に比べて劣っていることが原因と考えられますが、もうひとつの問題として、子供の火遊びがあります。

小さい子供は、好奇心が強く大人のまねをしたがります。日頃から火災の恐ろしさをきちんと教えておくと同時に、マッチやライターは子供の手の届かないところにおくことが防災の一つといえます。

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