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火災の基本:フラッシュオーバー

住宅で火災が起きたとき、着火・着炎後一部の壁や家具で徐々に燃え続けていた火が、火災による熱で可燃物が熱分解して発生した引火性のガスが室内に充満した場合や、天井の内装などに使われている可燃性素材が熱などにより発火した場合、爆発をおこしたように一気に燃えあがります。

これがフラッシュオーバーと呼ばれる現象で、単に温度が上昇するというだけでなく、室内の空気成分が著しく変化します。

このとき火災の起こっている室内は酸欠となり、一酸化炭素や二酸化炭素濃度も急速に上がリます。また、一酸化炭素を多量に含む黒煙が出火部屋の扉などから噴出するので建物全体に危険がおよびます。

出火してからフラッシュオーバーまでの時間は、状況によって変化しますが、だいたい5~15分くらいといわれています。火災の急激な拡大時期の目安は、炎が天井に達した頃で、通常その1~2分後にフラッシュオーバーが起こります。

したがって、火災の炎が小さく、まだまだと思って家財を運んでいたりして、手遅れになるケースは少なくないのです。

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