階段の蹴上げ(けあげ)といのは、階段1段1段の高さをいい、踏みづらというのは、階段の足の踏む所をいいます。
階段の勾配は、この2つの寸法の比で決まるわけですが、どんな勾配の場合であろうと、その実寸法が人の足の動き方にちょうど合うようになっていないと、人変昇降しにくいのです。このため、昔から、好ましい蹴上げ・踏みづら寸法の関係式というのがいろいろと提案されています。
そのうちの代表的なものに、2R + T = K(R:蹴上げ寸法、T:踏みづら寸法、K:自然歩幅 60~65cm程度)という式があります。この式は、どんな勾配の場合でも成り立つ使いやすい式です。
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