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転落事故の防止:階段のタイプ

階段の平面のタイプですが、これによっても危険の程度に基本的な違いが生じてきます。

住宅でよく見かける階段のタイプには5つのタイプがあります。安全の面からいうと、安心なのが(e)で、以下(a)、(c)と続き、最下位が(b)、(d)ということになります。

(b)、(d)の階段はなぜ危険かというと、まず単純に回り階段の歩行は難しいということがあります。平地歩行に比べると、直階段でも難しいのに、回り階段では、それに加えて進行方向も変えていかなければなりません。さらに、足の位置によって歩幅も変えなければなりません。当然、よろけたり、踏みはずしたりしやすくなります。
それと、直階段部分と回り階投部分の境目のあたりで、足の運びのりズムが変わり、これもトラブルを起こす原因になります。

次に、階段の断面のタイプでいうと、階段には開放型のものと、閉鎖型のものとがありますが、基本的には、閉鎖型のもののほうが問題は少ないといえます。開放型の階段はおしゃれで増えてきていますが、幼児が段と段の隙間から足をすべらせて落ちてしまったり、登るときにつまずいてしまったりするおそれがあるからです。

階段

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