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住宅と落下型事故の関係

現代の住宅は、平屋建ての家屋が少なくなり、ほとんどは2階建て、3階建てです。またマンシヨンやアパートなども、数階から数十階にもなり、ほとんどの人が、地上から離れた高いところに住まわざるを得なくなっています。このことは、いわば宿命的に墜落事故の危険にさらされているわけです。

転落事故も同様で、居住空間の階数が増え、地上から離れていくにしたがって、そこまで到達するために階段を設けなければならず、その利用頻度も高くならざるを得ません。

転倒事故は、現代の住宅がコンクリート系の材料で造られることが多くなったことに関係します。戸建ての住宅もそうですし、マンションやアパートでは大半の住宅がコンクリート造です。このため、タイル、大理石などコンクリート系の床が増え、このコンクリート系の床というのは、木造の床に比べると、どうしても表面がつるつるになりがちなうえ、本体が堅くなっており、転倒事故が起こりやすくなっています。

転落事故と転倒事故については、これに加えて、高齢考の人口が増えてきたことも、潜在的な危険の大きな増加要因となっています。

このためかつての住宅に比べ、一段と高い安全性が求められるわけです。

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