国土交通省の指針によれば、ガラスの事故が予想される部分として考えれているのは、人の体が通る可能性のある短辺45cm以上のガラスが対象になっています。
特に、危ないのは、出入り口とその隣接部です。これは当然のことで、人はそこを通り抜けようとしますから、どうしてもぶつかる可能性が高くなるわけです。
もうひとつは、浴室のガラスです。すべって転ぶ可能性が高く、しかも裸で使う場所ですから、当然危険を伴います。
このことから、どの部分のガラスが危ないのか判断すると、住宅で最も危ないのは浴室のガラスでしょう。特に、床近くまでの大きなガラスの場合は、相当危険です。
次に危ないのは、テラス戸などの、やはり床近くまであるガラスです。こういう部分のガラスについては、何らかの安全対策を考えたほうがいいでしょう。
スポンサーリンク