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一階の小さい高窓

泥棒は見通しがきかないところから侵入します。一階からの侵入のうち、窓が侵入口となったものが約8割を占めているのですが、そのなかで意外な落とし穴がトイレなどの高窓です。

特にトイレや浴室付近の窓は死角となっているケースが多く、窓の機能上、開口面積が狭く、かつ高い位置に設けられている、いわゆる高窓が圧倒的に多いわけですが、泥棒にとっては、それだけに侵入しやすい場所になっています。

一階からの侵入のうち高窓からの侵入は約2割を占めています。頭さえ入れば、「小窓でも侵入できる。」 という泥棒もいるので、こんなところから入れないだろうという素人考えは禁物です。

防犯対策は以下のようなものがあります。

(1) 屋外

  • 窓に面格子を取り付ける。
    ただし、ものによっては簡単に外されてしまうものもあるため、取り付けには、できるだけ長いネジを用い、下地材にしっかり固定する、などの工夫が必要です。
  • ルーバー窓
    ルーバー窓は、水平で平行に配置した細長い羽根状のガラス板を、ハンドルなどで開閉する窓のことで、プライバシーを守りながら換気のできるという利点がありますが、簡単にガラスを外されてしまう欠点があるため、面格子を取り付けるなど、防犯対策が必要です。

(2) 屋内

  • しっかりと戸締まりをする。ほんのちょっとの時間でも、必ず鍵を掛ける習慣を身につける。
  • 窓に補助錠を取り付ける。
  • 窓にマグネツトスイツチなど防犯センサーを取り付ける。

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