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シャッター・雨戸の防犯性能

サッシの外側につけて防犯性能を高める部品として、シャッター、雨戸、格子などがあります。

これらの部品の防犯性能について確かめるために、バールなどによる手荒い方法で実験を行った結果、これら部品を壊して住居に侵入をするのに、手動シャッターは約2分、電動シャッターは約3分かかりました。

また雨戸は、錠が下のみについているものは約1分、錠が上下についているものは、約3分かかりました。

また、面格子の場合は、縦格子、クロス格子、井桁佑子について実験を行い、縦格子がわずか10秒、クロス格子は約1分と簡単に破壊できるが、井桁格子は10分以上と破壊に対して強いという結果になりました。

空き巣狙いが侵入をあきらめる時間の10分以内が約9割という数字を考える時、雨戸やシャッターは、いずれも比較的容易に破壊でき、これらがついているからといって決して安心はできないことがわかります。

サッシ自体の性能はもとより、その施錠を怠れば、侵入に大した時間はかかりません。雨戸やシャッターなどの防犯性能を過信することは禁物で、確実な施錠を忘れてはいけません。

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