泥棒が侵入した時に出番となる赤外線センサーの赤外線とは、電磁波の一種で、この赤外線を利用した赤外線センサーの基本的な構成は、赤外線を投光する投光部と、投光された赤外線を受光する受光部からなっており、反射型と対向型の2種類があります。
反射型の赤外線センサーは、投光部と受光部が一体となったセンサー本体と再帰性のある反射鏡(自動車のテール部のバンパーについているものと同じ原理のもの)から構成されています。
対向型の赤外線センサーは、投光部と受光部がそれぞれ分離独立した方式で、やはり投光部と受光部から構成されています。敷地の境界などに使用される赤外線センサーは、ほとんどが対向型が使用されています。
赤外線センサーは、投光部から投光された赤外線光を泥棒など侵入者がさえぎった時、受光部へ赤外線が届かなくなることで、この時警報信号を出します。
赤外線センサーを設置する時は、防犯上すき間がないように設置することが必要で、また、塀やフェンスの内側に設置する場合は、それから2m以上はなして飛び越えられないようにする必要があります。
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